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カテゴリ:健康づくり

ケアマネージャーが紹介する“ユマニチュード”という視点(2019.6.11)

【目的】
 大和市立図書館では資料の提供だけではなく講座やイベントを開催することで健康情報を発信している。
 今回は認知症のケア技法であるユマニチュードを、ケアマネージャーにわかりやすく話をしてもらうことで理解を深め、家庭や介護現場等で役立ててもらうことを目的とする。また、ユマニチュードに関する資料の紹介もすることで資料の利用促進を図る。


【取り組み内容】
 大和市立図書館では健康都市図書館として健康に関する講座を様々な形で実施してきました。その中でも認知症に関する講座はすぐに定員になるほど人気があります。
 今回は認知症予防ではなく、認知症のケア技法のひとつであるユマニチュードを、日本産業カウンセラー協会の小西さんにわかりやすく紹介していただきました。講座時間が2時間と長かったので、座学だけではなくDVDの視聴やワークを取り入れ、わかりやすく飽きのこない内容を心がけました。ワークでは、「ユマニチュード」の4つの柱である「見る」「話す」「触れる」「立つ」を、2人一組になって、見つめ合ったり、触れ合ったりと、実際に体験していただきました。


【成果】
 小西さんのわかりやすいお話とワークの説明に、皆さん熱心にメモを取っていらっしゃいました。講座の始めでは、「近くから目を見て話す」ワークに、「そんなこと恥ずかしくてできない」とおっしゃっていた方も、終わるころには、体験したことで、「見る」「話す」「触れる」「立つ」の重要性を実感していただけたのか、きちんと目を見て話されていました。
 また、「認知症の症状のある家族や知人に対して、今までどのように接すれば良いのかわからなかったけれど、今後どのように接すれば良いのかを考える糸口になったように思う。」とのお声もあり、ユマニチュードが認知症への理解を深めるきっかけにもなったと感じました。アンケート結果を見ても、すべての方が満足、とても満足と答えていらっしゃいました。

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