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生涯学習センター
カテゴリ:健康づくり、学び

高齢者の食の悩みを解決!~普段の食事を工夫して、老いても食を楽しもう~(2020.11.2~9)

【目的】
高齢者の健康の維持のためには、身体の衰えに対応した食事をすること、嚥下機能の低下を抑制することは重要であり、平成29年3月の神奈川県「かながわ未病改善宣言」では、3つの取り組みの一つ「食」について、“毎日の食生活を見直し、健康的な食生活へ改善すること。オーラルフレイル対策も重要。”としている。
この講座は、高齢者の食生活全般の課題の理解と改善を目的とし、実施した。


【取り組み内容】
講師は、地域栄養ケアPEACH厚木 代表の江頭文江さんにお願いしました。江頭さんは20年以上にわたり、病院を退院し、自宅で療養している患者さんのための在宅訪問栄養指導を切り拓いてきた、プロフェッショナルです。
講座は、高齢になっても食を楽しむにはどのように備えたらよいか、調理にどう配慮したらよいか、理解していただき、具体的なイメージを持っていただける構成としました。
初回では老化による食べる機能が低下するしくみを知り、すぐにできる改善方法、口腔機能を高める体操等を紹介、2回目では普段の食事を食べやすくする工夫、おすすめの食材やメニュー、市販品の活用法等を紹介しました。


【成果】
講座には、今後の参考にしたいというご年配の方や、介護職の方で、高齢者の食事作りの参考にしたいと受講された方がいらっしゃいました。
姿勢を変えるだけで食べ物が飲み込みやすくなることを、図を見ながらわかりやすく解説したところ、終了後に「和室で座って食べる時にはどうやって姿勢を保てばよいか」と質問がある等、参加者の皆さんの講義から学び取ろうとする意欲は高く、講師も感心されていました。講義で紹介した調理法を早速実践してみたいとお話しされた方もいました。
講義後のアンケートでは、わかりやすく、具体的な講義を評価する声が多く寄せられました。

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