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芸術文化ホール
カテゴリ:市民参加

大和市文化創造拠点 シリウス 開館2周年記念事業
市民とつくる合唱・朗読作品 「宙」~紡ぐ言の葉~ (2018.11.03)

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【目的】
開館2周年記念事業として開催。施設の愛称である「シリウス」にちなんだ、「星・宇宙」というテーマの下、市民が様々な形で主体的に制作に参加できる新しい舞台芸術作品をゼロから企画する。また、参加することを通じ、「自ら考えること」「他人と協力して何かを創ること」や、「他者との繋がり」の魅力や愉しみ、意義を感じるきっかけとなるような機会とする。 


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【取り組み内容】
・5月から館内で約1ヶ月間、①「星・宇宙」というテーマの思い出やエピソード ②お気に入りの「星・宇宙」にまつわる合唱曲 ③ステージに立って歌ってくれる合唱団 の3つの募集をしました。その結果、微笑ましいもの、悲しい思い出、思わず笑ってしまう話や、自作の物語や楽曲まで約80通の応募があり、想像をはるかに超える熱量の「想い」をお寄せいただきました。
・6月、「食堂かたつむり」などの作品で知られるベストセラー作家の小川糸氏に執筆を依頼しました。小川さんはドイツ在住でお目にかかることができないので、企画者も皆さんに負けないくらいの熱い思いの丈を長い手紙にしたため、集まった全ての素材と共にお渡ししました。ここから3ヶ月に亘る、この企画のためのオリジナルの物語執筆が開始されました。
・9月、曲目や出演団体も決まったところで、出演者をまじえた責任者会議を開催。「時間通りにステージに出て歌って終わり」という公演ではない、「皆さんの歌と物語、舞台効果、そしてお客様が1つになって、初めて新しい作品になる」というこの作品の「核」を理解していただくという意味をこめ、完成したばかりの物語を交代で朗読しました。参加者の「みんなで頑張って創りましょう」という力強い言葉に、ゼロからスタートした企画がちゃんと軌道の上を走っていると実感できた1日になりました。
・10月、合唱のリハーサルが始まり、演出家の唐谷裕子氏、舞台担当のシグマコミュニケーションズのサポートの下、立ち位置やタイミングなどを繰り返し練習しました。中学生から大ベテラン!の方まで、幅広い年代の、それぞれの個性が際立った合唱は、互いに良い影響を受けあい、回を重ねるごとに良くなっていきました。
・朗読の篠原ともえさんが加わったリハーサルでは、篠原さんの企画と作品への深い理解、そして作品を創り上げるまさに「プロフェッショナルなバイタリティ」に触発され、合唱団の集中力やエネルギーも一気に上昇!舞台演出も加わり、ようやくゴールが見えてきました。


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【成果】
・緊張感や集中力、リハーサルを重ねる中で生まれた同じステージに立つ「同志」という結束感、舞台への期待感が交差する中、幕が開きました。そして上演時間75分という時を経て、無事に公演を終了することができました。客席には涙するお客様もいらっしゃり、会場全体が1つになって作品は完成、ゴールテープを切ることができました。
・終演後、合唱団からは、「様々な人や役割、技術、気持ちが集まって1つの作品が出来上がるということがわかった」という言葉を、篠原さんからは 「ゼロから立ち上げるという企画は、絶対楽しいと思った」という言葉を頂きました。
・この事業は、「宇宙は様々な要素が影響を受けあいながら集まり成り立っていて、私達も私達の全ての活動もまた、宇宙を形成する要素の一部である。そして、このシリウスも宇宙と同じように、様々な人と要素によって成り立っている」ということをリンクさせた、一つの大きなコンセプトを持つ作品を作りたいと考え出発しました。ゼロから作るからこそ、ぶれないコンセプトを持ち続ける重要性を再認識しました。

シリウス オフィシャルサイト

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