認知症予防にライブラリハビリ～私の図書館活用術～(2019.5.4)

【目的】
大和市立図書館では資料の提供だけではなく講座やイベントを開催することで健康情報を発信している。
今回は認知症に焦点をあて、4階だけではなく他の階や設備を利用することで、幅広い活用術を自分で見出し、図書館を楽しみながら認知症予防に役立ててもらうことを目的とする。

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【取り組み内容】
大和市立図書館では健康都市図書館として健康に関する講座を様々な形で実施してきました。来館者の方々にもっと図書館や他の施設を利用して認知症予防などに役立ててもらいたいと考え、「認知症予防におすすめ　図書館利用術」の著者である結城俊也先生に講義をしていただきました。
まず認知症とはどのような状態のことなのかを分かり易く説明していただき、図書館を上手に活用するコツをたくさんお話ししていただきました。
会場は簡単な体操も行うため2人掛けで横3列、縦10列とゆったりとしたスペースを取りました。
講義の時間が2時間と長めでしたが、途中休憩もはさみ、先生のお話がわかりやすく、楽しく学べたようでした。

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【成果】
先生のお話をお伺いして、これからいろいろとチャレンジしてみたいと思われた方、また自分がやっていたことが認知症予防にも良かったのだと、改めて気付かれた方もいらして、アンケートにも「朗読を始めようと思う」「これからは本を読みながら色、音、等イメージして読みます」「思い当たることがたくさんあり、これから大いに参考になった」と前向きなご意見をたくさんいただきました。また、先生がお話の中で取り上げた、文字が大きな本である大活字本を検索して、早速活用している方もいらっしゃいました。これから、毎日元気に図書館を利用して、それぞれが自分なりの認知症予防法を考えて実行してもらえるのではないかと感じました。