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主催事業

【終了しました】
水戸芸術館 30周年記念事業
最貧前線『宮崎駿の雑想ノートより』

2019年夏、最貧前線(『宮崎駿の雑想ノート』より) を舞台作品として上演します。
宮崎駿オリジナル作品が国内で舞台化されることは、これが初めてのことです。
この作品のために、11名の俳優が集います。
この機会をお見逃し無く。
水戸芸術館 30周年記念事業最貧前線『宮崎駿の雑想ノートより』

⒞Studio Ghibli

日    時
2019年1026日(土) 18時00分 開場/18時30分 開演
2019年1027日(日) 12時30分 開場/13時00分 開演
出演 内 野 聖 陽
風 間 俊 介
溝 端 淳 平

佐 藤  誓
加 藤  啓
蕨 野 友 也
福 山 康 平
浦 上 晟 周
塩 谷  亮
前 田 旺志郎

ベ ン ガ ル
『最貧前線』のストーリー 太平洋戦争末期、小さな漁船・吉祥丸に徴用の知らせが届く。
ほとんどの軍艦を沈められた日本海軍は、来襲するアメリカ軍の動静をなんとか探ろうと、
漁船を海に駆り出して、海上で見張りをさせようとした。
特設監視艇となった吉祥丸に乗り込んだのは、元々の漁船の船長(内野聖陽)と漁師たち、
そして艇長(風間俊介)とその副官(溝端淳平)などの将兵たち。
航海経験に乏しい軍人たちは、鯨を敵潜水艦と間違えたり、嵐の予兆を察知できなかったり、
海の職人である漁師たちとことあるごとに対立してしまう。
やがて軍人たちは、漁師たちの知識や行動力に一目置くようになり、徐々にお互いに
信頼感を芽生えさせていく。
しかし、戦況は厳しく吉祥丸は海の最前線ともいうべき南方の海域に、わずかな武器を携えて
急きょ派遣されることになってしまう。

果たして、吉祥丸は帰って来られるのだろうか・・。
『最貧前線』とは 宮崎氏が模型雑誌「月刊モデルグラフィックス」に1980~90年代に不定期に連載した
『宮崎駿の雑想ノート』。
同作は、戦争の時代に兵器と人間が織りなしたドラマを描いた、連作絵物語&漫画です。
そこからは、長編アニメとなった『紅の豚』が生まれましたが、
この『最貧前線』はその中の11番目の物語です。
会    場 メインホール
料    金 予定枚数終了
企画・制作 水戸芸術館ACM劇場
当日券のお知らせ 10/27(日)の当日券の受付は終了いたしました

お問い合わせ 芸術文化ホール 電話.046-263-3806
  • 原作:宮崎 駿(みやざき・はやお)

    学習院大学卒業後、東映動画(現・東映アニメーション)入社。
    日本アニメーションなどを経て、1985年にスタジオジブリ設立に参加。
    作品に『風の谷のナウシカ』『天空の城ラピュタ』『となりのトトロ』『魔女の宅急便』『紅の豚』『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』『ハウルの動く城』『崖の上のポニョ』『風立ちぬ』など。
    著作に『シュナの旅』『出発点』『折り返し点』『半藤一利と宮崎駿の腰抜け愛国談義』『宮崎駿の雑想ノート』『トトロが生まれたところ』などがある。

  • 脚本:井上 桂(いのうえ・かつら)

    2017年4月、水戸芸術館ACM劇場芸術監督に就任。1996年、新国立劇場開場時から演劇部門のプロデューサーとして活動。日本芸術文化振興会プログラム・オフィーサーなどを経て現在に至る。台本化にあたっては、原作のエピソードを踏まえ、様々な文献から当時のエピソードを掘り起し、新たな物語展開や登場人物の性格付けを行った。

  • 演出:一色隆司(いっしき・たかし)

    NHKエンタープライズ制作本部ドラマ番組エグゼブティブ・ディレクター。時代劇『茂七の事件簿』『アフリカの蹄』『坂の上の雲・留学生』『そこをなんとか1・2』『紙の月』『精霊の守り人』シリーズ第三部、NHK正月時代劇『家康、江戸を建てる』など監督。2016年に『令嬢と召使』で舞台初演出。18年5月には『人形の家』を演出し話題となった。

  • 出演:内野聖陽(うちの・せいよう)

    1993年『女たちの十二夜』で初舞台。96年、NHK連続テレビ小説『ふたりっ子』で注目を集め、大河ドラマ『風林火山』に主演するなど映像・舞台で幅広く活躍。日本アカデミー賞優秀新人賞、紀伊國屋演劇賞個人賞、読売演劇大賞最優秀男優賞など受賞多数。近年の出演作に、ドラマ『ブラックペアン』『琥珀の夢』、映画『家路』『海難1890』、舞台『おのれナポレオン』『ビッグ・フェラー』『東海道四谷怪談』『乳房』『ハムレット』などがある。

  • 出演:風間俊介(かざま・しゅんすけ)

    1997年ジャニーズ事務所に入所。99年『3年B組金八先生』で日刊スポーツドラマ グランプリ最優秀新人賞を受賞。ドラマ・映画・バラエティや舞台で幅広く活躍。『ZIP!』ではメインパーソナリティーも務めている。近年の出演作に、ドラマ『それでも、生きてゆく』『純と愛』『陸王』『サバイバル・ウェディング』『記憶捜査』『やすらぎの刻〜道〜』、映画『コクリコ坂から』『鈴木先生』『猫なんかよんでもこない。』『後妻業の女』、舞台『蒲田行進曲』『ベター・ハーフ』など。

◎『最貧前線』オーディオドラマの配信が決定いたしました◎(2020.6.26)

新型コロナウイルスの影響により、全国各地で公演中止や延期が続き、 現在でもなお、公演の実施を実現することが困難な状況です。

そのような中、さまざまな事情から、ご自宅で過ごされている皆さまに、そして現場の最前線に従事していらっしゃる方々に楽しんでいただきたいと、

2019年に全国8か所で上演し、感動を呼んだ宮崎駿原作の舞台「最貧前線」の 製作元である水戸芸術館が、

オーディオドラマ版「最貧前線」を、6月26日(金)から全7話配信することとなりました。 製作元である水戸芸術館と全国各地で開催した劇場が共同企画としてオーディオドラマを配信します。

やまと芸術文化ホールも、10月に大千秋楽として上演会場として本企画に参加しています。

舞台をご覧になった方も、初めてこの作品をお知りになった方にも、楽しくお聞きいただけるようになっております。 もうひとつの「最貧前線」をどうぞ、お楽しみください。

「お家で楽しむ水戸芸術館」(※特設HPの入り口がございます。)

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