- 芸術文化ホール
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やまと芸術文化ホール
TEL:046-259-7591
FAX:046-263-5666
受付時間:9時~18時
休館日:12月29日〜1月3日
主催事業
【終了しました】
【予定枚数終了】
みんなの音楽会Vol.3 鵜木絵里&中川賢一 親子で楽しむバリアフリーコンサート
あったらいいな、を詰め込んだ、誰もが楽しめるあたたかな音世界。
たたまなくてもいいベビーカー、手話通訳や難聴者支援システム等のサポートを活用して、“私流の音楽鑑賞”を見つけてみませんか?
★ピックアップに出演者2名へのインタビューを掲載!ぜひご覧ください。★
- チラシ ダウンロード[PDF]
日 時 |
2023年3月18日(土)
10:30 開場/11:00 開演 (11:30終演予定)
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出 演 |
鵜木絵里(ソプラノ) 中川賢一(ピアノ) |
曲 目 |
【音楽×絵本】 ねないこだれだ、にゃんにゃん 【歌】 春の小川、やぎさんゆうびん、ぞうさん、美女と野獣(ディズニー作品より) ほか |
内 容 |
シリーズ3回目となる“みんなの音楽会”。 今回は、小さなお子様が喜ぶプログラムを揃えた「親子で楽しむバリアフリーコンサート」と、ゆったりと音楽を堪能する「大人が楽しむバリアフリーコンサート」の2公演から、自分に合ったコンサートをお選びいただけます。 様々な鑑賞サポートを整えており、安心してご来館いただくことはもちろん、音楽と絵本のコラボや参加型プログラム、童謡からクラシックまで、コンサートを幅広く楽しんでいただける充実の内容をご用意して皆様をお迎えいたします。 |
鑑賞サポート |
・手話通訳あり ・難聴者支援システム貸出 ・点字プログラム配布 ・筆談器の用意 ・補助犬入場可 ・ベビーカーのまま入場・鑑賞可 ・客席の照明は完全に暗くなりません ・公演中の休憩スペース(カームダウンスペース)あり ・UDトークによる文字投影 ・キッズクッション貸し出し ※その他、不安なことや心配なことがございましたら、お電話にてご相談ください。 |
公演PV |
【出演者のコメントを含む公演紹介動画】
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主催・後援・協力 |
主催:やまとみらい(大和市文化創造拠点等 指定管理者)/ サントリーパブリシティサービス株式会社 後援:tvk、社会福祉法人日本点字図書館、特定非営利活動法人シアター・アクセシビリティ・ネットワーク 協力:社会福祉法人視覚障害者支援総合センター、公益社団法人神奈川県聴覚障害者協会
文化庁委託事業「令和4年度障害者等による文化芸術活動推進事業」 |
会 場 |
サブホール |
料 金 |
大人:1,000円 子ども(中学生以下):500円 (全席指定・税込)
※一般席、ベビーカー・車椅子席、同行者席のご用意がございます。 ※3歳未満の膝上鑑賞は無料(保護者1名につきお子様1名)。ただし、座席が必要な場合は有料(ベビーカー席含む)。 ※貸出用の難聴者支援システム数には限りがございます。ご利用希望の方は、お座席ご予約時の事前申込みにご協力をお願いします。
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チケット発売 |
2022年12月7日(水) 友の会会員先行:2022年12月7日(水)10時~一般発売:2022年12月10日(土)10時~※友の会会員先行は、一般発売日の前日18時までの受付となります。※一般発売日初日の窓口販売はいたしません。インターネット・電話のみの取り扱いです。※一般発売日の翌日以降、残席がある場合は窓口でも販売いたします。 |
【ご来場のお客様へ】 |
※新型コロナウイルス感染防止対策として、検温、消毒、換気などをいたします。 ※マスクを着用してのご来場、ご鑑賞をお願いいたします。 ※場内、ロビーなどでの会話、また客席内での声援や歌唱はお控えください。 感染予防対策へのご理解、ご協力をお願いいたします。 ※全席を販売いたします。感染拡大の状況によっては、変更の可能性がございます。 ※公演中止を除く、予約後のチケットの変更・取消、ならびに購入後のチケットの変更・払い戻しはできません。 ※止むを得ない事情により曲目・出演者など一部変更になる場合がございます。ご了承ください。 ※当館で実施しているコロナ対策についてはこちら。
*お知らせ* 3/13より「劇場、音楽堂等における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」の改定を受け、 感染予防対策の運用を一部変更いたしました。詳細は当館ホームページのお知らせ欄“【主催公演】 チケットご購入の皆様へのお願い(3/13更新)”をご確認ください。 |
お問い合わせ |
芸術文化ホール 電話.046-263-3806 |
●ご出演される鵜木絵里さんと中川賢一さんにインタビューを行いました。
★全容はこちらをチェック(PDF:768KB)
出演者のコメントを含む公演紹介動画もあわせてお楽しみください
----バリアフリーコンサートに対しての想いを聞かせてください。
鵜木 このバリアフリーコンサートって、自分にとってはすごく衝撃的な演奏会だったんです。思い込みがあったんですよね。どこかで「耳が聞こえない=音を楽しめない」のではないかっていう。だけど、この企画を実際にやってみて、「自分の思い込みは違ったんだな。」という印象を受けました。今の皆さんを 取り巻く環境の中で音を楽しむことについて、演奏者も意識を変えたし、このチラシを目にした方も意識を変えて、「自分はあまりよく聞こえないから」「小さな子どもがいるから」とか、そうではなくて。もっと自由に楽しめるんだな、と実感したコンサートでもありますので、ぜひそれを皆さんにも感じて欲しいと思いました。
----バリアフリーコンサートの見どころは?
中川 今回のプログラムは、動いてもいいよというアピールも含めて、手遊びなどを入れて一緒に楽しめるようにしています。絵本もポイントで、ストーリーはシンプルなんですけど、音楽と合わせると途端に絵にリズムが出てくるというか、そういうところをまた楽しんでもらいたいですね。そして、その絵本を「家で読んで」と子どもが言ってくれたら、なお嬉しいです。"大人が楽しむバリアフリーコンサート"の方の絵本「100万回生きたねこ」は、すごくいろんな捉え方ができる絵本だと思います。例えば子供が読んだときと、40~50歳の人が読んだときと、70歳くらいの人が読んだときと、多分捉え方がずいぶん違うのではないかと。来ていただく皆さんに新しい楽しみが見つかるコンサートです。
----どんな方にご来場いただきたいですか?
中川 僕がぜひ来て欲しいのは、コンサートに行ったことのない人です。初めてだからこそ、このコンサートをお勧めします。なぜなら、聴き方は皆さんとても自由なので。我々も自由に聴いているということに関して、むしろ喜んで演奏しますので。コンサートデビューっていうのは、よく子どものコンサートの宣伝に使われることはあるんですけど、大人でも、初めてコンサートにいく人もいますよね。今回は特に様々な方が来るので、本当にどんな方でも、気軽に会場に入れます。だからと言って、内容が初心者向けというものに限らないのが本当にオススメするところ。どんな方にも間違いなく楽しんでいただけると思います。
鵜木 きっかけは何でもいいんです。チケットのお値段でもいいですし、チラシの絵がかわいいわね、でもいいですし、お父さんちょっと最近耳が遠くなってきているけれど連れていってみようかしら、みたいな。うちの子よく泣くからって心配な親御さんも、ぜひこちらの公演に来て欲しい。可愛い絵本も用意していますし、絶対に楽しめます。午後の"大人が楽しむバリアフリーコンサート"は大人向けっていう風にしているけれど、小学生から大丈夫なので、ご家族で来ていただきたいです。
----鑑賞サポートについて、気になるものはありますか?
鵜木 UDトークは今の時代にマッチしているなと思いました。今ってTikTokとかインスタとか、喋っていることが全部文字でバンバンって出てくるんですよね。私たちの世代だと、ある時からテレビにテロップがすごく流れ出しましたよね。お笑い番組でも何でも。文字を追うということは、みなさん慣れていると思うんです。そういう意味で、ただ演奏したり絵本を読んだりするだけではなくて、言葉の内容理解という意味でも、ググッと深まるんじゃないかと思います。UDトークっていう言葉で出されちゃうと、なんだろう?と思うかもしれないけど、実際に足を運んで見てみると、意外と身近にあったな。と感じると思います。
中川 毎回、毎回サポートが増えてブラッシュアップしているんです。次は何が起こるんだろうってね、演奏者としても、とても楽しみです。たとえば難聴の方は、手話とUDトー ク の 文字支援で両 方活用できる とか、難聴者支援システムも骨伝導ヘッ ドホンや補聴器を補助するシルエット インダクター型のイヤホンなど、いく つかの選択肢が増えてきています。骨 伝導システムは実は我々もどうやって 聞こえるのか実際に試してみました。 みなさんにどう届いているのか考えな がら演奏していますし、演奏者側として、心構えをしっかり持っ て、演奏しています。いろいろな鑑賞サポートによって、非常に アットホームで、演奏者の体温を感じるような聴き方ができると 思うので、ぜひ皆さんご期待ください。
----みなさんにメッセージをお願いします。
中川 音楽って、まだまだ分からないことが本当にたくさんあるんですよね。「なんでこの曲にこんなに感動するんだろう?」とか。それはやはり、どんな良いオーディオを使っても、機械から聞こえるものは、機械を通した音に聞こえる。それに対して、生の音楽っていうのはそうじゃない。本当に分からないミステリーの中で生きているわけです。だけどそこで何かを得るっていうのは、これはすごく神秘的で面白いことで、ぜひそれを実際に会場で感じてほしい。そういうことが捉えにくいって方のためにも、たくさんのサポートがあって、どんな方でも楽しめるので、みなさんに来ていただけたら幸いです。
鵜木 ただ音を聴くとかじゃなくて、コンサートで生の音楽を感じてほしいですね。そして、私たちと一緒に、その空間を共有しましょう。絶対に楽しくなりますし、誰も置いていかない。みんなで一緒に楽しむんだと思って、私たちもサポート体制を整えていますので、迷っている方がいたら、楽しい時間をぜひ共有しに来てほしいなと思っています