- 芸術文化ホール
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やまと芸術文化ホール
TEL:046-259-7591
FAX:046-263-5666
受付時間:9時~18時
休館日:12月29日〜1月3日
主催事業
みんなの音楽会 シリーズvol.7
手話フェス ~Song of Sign in YAMATO~
「すべての人に音楽を」をモットーに活躍しているHANDSIGNがやまとに登場。彼らの織りなす「エンタメ×手話」を、みんなの音楽会シリーズの鑑賞サポートを加えてパワーアップし、音楽のみに限らず、お笑いやダンスなどをふんだんに取り入れた新しいエンターテイメントを披露します。すべての人が楽しめる、インクルーシブな舞台体験をしませんか?

日 時 |
2025年7月27日(日)
13:15開場/14:00開演
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出 演 |
HANDSIGN(アーティスト) ザ・たっち(司会) ハジ→(アーティスト) Via Colorguard(パフォーマンス) 参加アーティスト ほか |
鑑賞サポート |
難聴者支援システムの貸出 点字プログラムの配布 筆談器の用意 など |
会 場 |
メインホール |
料 金 |
3,500円 介助者割引:2,000円 (全席指定・税込)
※3歳から入場可 ※介助者割引はご来場者のサポートをされる方が対象です。(ex.ガイドヘルパー)
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チケット発売 |
2025年5月7日(水) 友の会会員先行:2025年5月7日(水)10時~5月9日(金)18時※友の会先行発売はネットのみの取り扱いです。※ネットでチケットを購入される際は、事前に「友の会」へのご登録が必要となります。一般発売:2025年5月10日(土)10時~※一般発売日初日の窓口販売はいたしません。インターネット・電話のみの取り扱いです。 |
お問い合わせ |
芸術文化ホール 電話.046-263-3806(9時~18時) |
注 意 事 項 |
※中止の場合をのぞき、チケットの変更・取消・払い戻しはできません。 ※やむを得ない事情により内容に変更が生じる場合がございます。ご了承ください。 |
HANDSIGNのお二人にインタビューを実施しました!
チーム名「HANDSIGN」の由来を教えてください。
TATSU 手話を英語すると、「Signe language」になります。でも「Signe language」がチーム名って、手話全部を背負っている感じがして、ちょっと違うなと。手のサインというか、手でいろいろ奏でるというか、そういう意味も含めて、「HANDSIGN」にしました。
SHINGO 手話っぽさってところから、響の良さとか、カッコよさとかが出だしですね。
手話フェスをやろうと思ったきっかけは何ですか?
TATSU 以前にアメリカで、大きいフェスに手話通訳者が付いて開催しているのを見ました。ですが、そのフェスの内容は、ビックアーティストが歌っていて、本当にステージの端のほうで手話をやっているという形だったんですね。その当時は日本ではまだそういうフェスもなかったですし、もっと進化したものを日本でずっとやりたいと思っていました。2022年にいろいろな方と知り合う機会が多くあったので、一度挑戦してみようかなという想いで手話フェスを始めました。
手話フェスは手話が分からないと楽しめないのでしょうか?
TATSU 別会場で手話フェスを実施した際、お客様から「手話フェスって手話に興味がない人や、手話に触れたことがない人でも楽しめるのか不安でしたが、手話を知らなくてもとても楽しめました」という声がたくさんありました。内容も歌に限らず、ダンスやお笑いなどエンタメ要素が沢山あります。過去にお笑い芸人のアキラ100%さんに出演していただいた際、お盆をひっくり返すネタを手話通訳者さんも一緒にやってもらいました。「アキラ100%さんも面白かったけど、手話通訳者さん、めちゃくちゃ面白かった」とお声をいただくんです。こんな感じで、文字にすると手話は堅苦しい印象がありますが、この手話フェスでは手話を知らなくても楽しめるし、手話の世界を知ることもできるので、ぜひ楽しみに来てほしいです。
今回の公演の見どころを教えてください。
TATSU 今までのやまとがみんなの音楽会シリーズで培ってきたホスピタリティの部分や鑑賞サポートのノウハウと、僕らのモットー「すべての人に音楽を」を通じて活動している手話フェスとが掛け合わさることにより、新しいエンターテイメントが披露できるのではないかと思います。音楽、ダンス、お笑いのエンタメ×手話×鑑賞サポートが見どころであり、聴きどころですかね。
SHINGO 最初の打ち合わせの時に鑑賞サポートの話を聞いて、すごいなと思っていました。そこに僕らの手話フェスが掛け合わさることにより、パワーアップした姿を見てほしいです。僕たちのパフォーマーの中には聞こえないパフォーマーもいるので、見ているお客様にも何か気付きを与えられるのではないかと思います。あとはシンプルにフェスを楽しんでいただきたいです。
HANDSIGNが目指す「手話フェス」を教えてください。
TATSU バリアフリーの壁は今も厚いと感じることが多々あります。僕らがその壁をどう打破したらいいかと考えたとき、エンターテイメントにたどり着きました。例えば、遊園地に行ったとき、3Dの眼鏡をかけてアトラクションを楽しむものがありますよね。ナレーションや音楽がかかって椅子が揺れたりとか、水が飛んできたりとか。あの椅子が揺れるのって、バリアフリーに近いと思うんです。どういうことかというと、音楽と一緒に椅子が揺れるっていうエンターテイメントは、すべての人が体感できるのでフラットな状態になれますよね。でもそれをハンディキャップがある人たちが楽しめるものとしてしまうと、バリアフリーの壁ができてしまい、相互理解ができなくなってしまう。それを打破するため、手話フェスは、エンターテイメント性を強くしていくことによって、こんなフェスがあるんだっていうところに、将来的に、このフェスをきっかけになればいいかなと思いますね。
公演を楽しみにされている皆さまへ一言お願いします。
TATSU 思っている以上に、この手話フェスはどんな方でも楽しんでいただけるし、手話ってどうなの?という感覚ではなく、フェスに来てもらえれば手話って楽しいなって思いになります。プラスでスペシャルゲストも来て演奏しますし、パフォーマンスもすごく見応えがあるので、ぜひ夏の一つの新しい思い出として体験していただけたらなと思います。
SHINGO 来ていただいた皆さんの新しい発見にも繋がると思うので、皆さんを飽きさせないフェスを準備して待っています。一緒に楽しんでもらいたい、一緒に楽しい時間を作れるといいなと思っています。