- 生涯学習センター
-
大和市 公共施設の空き状況の確認や予約をおこなうことができます。
【注意点】
- 仮予約の場合は、利用日3日前の17時までなら、変更・キャンセルが可能です。
それを過ぎますと利用しなくても料金を頂くことになりますので、ご注意ください。
- 利用日3日前以内の予約入力は変更・キャンセルできませんので、利用日時を間違
えないようご注意ください。
- ご利用にならない仮予約はできるだけ早めにキャンセルをお願いします。
- 利用料を納入した本予約は、キャンセルすることはできません。
大和市生涯学習センター
TEL:046-261-0491
FAX:046-265-3189
受付時間:8時30分~20時
休館日:12月29日~1月3日
主催事業
【終了しました】
【市外の方もお申込みいただけます】
健康都市大学 やまとみらいカレッジ
JAMSTECの研究者が語る、海洋・地球・生命
-海から未来を見つめる研究者たち-
JAMSTEC(ジャムステック:海洋研究開発機構)は、海と地球の研究所です。
海から地球の謎に迫る様々な研究と、それに関連する技術開発を総合的に行っています。その分野は、地球温暖化などの地球環境変動、深海生物の生態系や人間活動との関係、深海の微生物からひも解く生命の起源と進化、海で起きる巨大地震・津波や火山、深海底の鉱物資源など、多岐に渡ります。また、研究に用いる海洋調査船や有人潜水調査船、深海探査システムの運用も行っています。
持続可能な未来のために、海洋の世界を楽しく学んでみませんか。
- チラシ ダウンロード[PDF]
日 時 |
第1回 10月18日 第2回 10月25日 第3回 11月1日 第4回 11月8日 第5回 11月22日 (全5回)いずれも日曜14時~15時30分
|
講 師 |
国立研究開発法人 海洋研究開発機構(JAMSTEC) 研究者 ※各回の講師と内容についての詳細は上記「プロフィール▼」のタグをご覧ください。
<第1回>10月18日 「2050年、海洋プラスチックごみは魚の総量を超える!ってホント? 我々は深海底の出来事をどのように見守るべきか -江戸っ子1号による海底長期観測と海洋プラスチック問題ー」
研究プラットフォーム運用開発部門 技術開発部 観測技術研究開発グループ 調査役 三輪 哲也氏
<第2回>10月25日 「巨大地震は海底下で起こる!災害軽減への取り組み」
海域地震火山部門 地震津波予測研究開発センター 地震津波モニタリング研究グループ 研究員 山本 揚二朗 氏
<第3回>11月1日 「海から知る地球温暖化 -海面水位上昇を予測する-」
地球環境部門 環境変動予測研究センター 基盤的気候モデル開発応用グループ グループリーダー代理 鈴木 立郎 氏
<第4回>11月8日 「驚きの深海生物”ダイオウイカ”から現代まで」
研究プラットフォーム運用開発部門 技術開発部 観測技術研究開発グループ 調査役 三輪 哲也氏
<第5回>11月22日 「深海のパイロット -潜水調査船「しんかい6500」で挑んだ世界」
海洋科学技術戦略部 シニアスタッフ 田代 省三 氏
|
対象 |
大和市内在住・在勤・在学の方 ※市外の方もお申込みいただけるようになりました。
|
定員 |
50名/(先着) |
持ち物 |
筆記用具
|
会 場 |
601講習室 |
料 金 |
2,000円(全5回分)
※初回にお支払いください。返金はできません。 学生1,000円※学生証を持参下さい。
|
お 申 込 み |
大和市生涯学習センター 046-261-0491 または窓口にてお申込みください |
お問い合わせ |
生涯学習センター 電話 046-261-0491
|
注 意 事 項 |
駐車場の数に限りがありますので、公共交通機関でのご来場をお願いいたします。 ※天候や交通機関の運行状況および、その他不可抗力により開催できない場合がございます。
|
-
- 第1回 10月18日(日)
2050年、海洋プラスチックごみは魚の総量を超える!ってホント?
我々は深海底の出来事をどのように見守るべきか
-江戸っ子1号による海底長期観測と海洋プラスチック問題ー
研究プラットフォーム運用開発部門
技術開発部 観測技術研究開発グループ
調査役 三輪 哲也氏
-
極限環境の深海生物をはじめとして、探査するためのセンサー技術開発、深海環境の調査まで、幅広く深海に精通。
「江戸っ子1号」とは、深海という遠い世界を、低コストで長時間観測するためにつくられた装置です。この装置で、どのように生分解プラスチック製品が微生物により分解していくか観測を行うことで、深海という海底環境がどのようになっているのか、生物とのかかわりなどを明らかにし、深海環境を活用していく手法をご紹介します。
- 三輪 哲也 (みわ てつや)氏
-
- 第2回 10月25日(日)
巨大地震は海底下で起こる!災害軽減への取り組み
海域地震火山部門 地震津波予測研究開発センター
地震津波モニタリング研究グループ
研究員 山本 揚二朗 氏
-
専門は海底地震学。
日本周辺の海域では、東北地方太平洋沖地震や東海・東南海・南海地震に代表されるように、数多くの巨大地震が発生しており、今後の発生も危惧されています。JAMSTECでは、これら地震発生域の実態を知るため、これまで数多くの地震観測や地下構造調査を実施しています。本講演では、地震や津波が発生する仕組みを解説するとともに、主に東日本大震災以降の地震調査研究における研究成果と今後の展望についてご紹介します。
- 山本 揚二朗(やまもと ようじろう)氏
-
- 第3回 11月1日(日)
海から知る地球温暖化 - 海面水位上昇を予測する-
地球環境部門 環境変動予測研究センター
基盤的気候モデル開発応用グループ
グループリーダー代理 鈴木 立郎 氏
-
専門は海洋物理学、特に気候モデルを用いた海面水位の将来予測。
温暖化による海面水位上昇には様々な要因が関わっていますが、代表的なものに、海水の熱膨張による水位の上昇があります。
地球温暖化を正しく理解し、将来への影響を評価するためには、このような海洋の変化を正確に観測する必要があります。
本講演では現在海洋がどのように変化してきているか、それを捉えるためにどのような観測が行われているか紹介し、その後、将来海洋でどのようなことが予測されているか、最新の知見と気候モデルの計算結果を用いて説明します。
- 鈴木 立郎(すずき たつお)氏
-
- 第4回 11月8日(日)
驚きの深海生物“ダイオウイカ”から現代まで
研究プラットフォーム運用開発部門
技術開発部 観測技術研究開発グループ
調査役 三輪 哲也氏
-
講師には、第1回に引き続きご登場いただきます。
“ダイオウイカ”の深海での映像ニュースに、多くの人が驚き、興味を持たれたと思います。
深海を探査する機器の中で、科学的なデータのほかに、その映像も記録されていきます。映像を見ることにより、いろいろ面白い場面が登場し、科学者や技術者を喜ばせてくれることがあります。特に生物の形の特徴は、何とも言えないものがあります。今回は、JAMSTECの深海探査機器をはじめ、海中や海底において観察された生物の特徴を紹介し、なぜこんな事になっているのかを、一緒に考えていきたいと思います。深海という海底環境を理解して、そこに生きている生物の特徴を紹介します。
- 三輪 哲也 (みわ てつや)氏
-
- 第5回 11月22日(日)
深海のパイロット -潜水調査船「しんかい6500」で挑んだ世界 -
海洋科学技術戦略部 シニアスタッフ
田代 省三 氏
-
1981年就航のしんかい2000、1989年就航のしんかい6500両船の初代パイロットを経て、1995年からは陸上で主にJAMSTEC船舶の運航管理業務に従事。2005年には地球深部探査船ちきゅうの引渡し・就航にも携わる。
JAMSTECは、日本唯一の有人潜水船しんかい6500 、世界唯一のライザー科学掘削船ちきゅうの他、6隻の海洋調査船と多数の無人探査機を運航する日本を代表する海洋研究機関です。このJAMSTECの調査船フリートの紹介、電磁波を使えない深海調査の難しさ、また講師がパイロットを務めたしんかい2000、しんかい6500 で「見て・感じた『生の深海』」をビデオなども使いご紹介します。
- 田代 省三(たしろ しょうぞう)氏