- 生涯学習センター
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大和市 公共施設の空き状況の確認や予約をおこなうことができます。
【注意点】
- 仮予約の場合は、利用日3日前の17時までなら、変更・キャンセルが可能です。
それを過ぎますと利用しなくても料金を頂くことになりますので、ご注意ください。
- 利用日3日前以内の予約入力は変更・キャンセルできませんので、利用日時を間違
えないようご注意ください。
- ご利用にならない仮予約はできるだけ早めにキャンセルをお願いします。
- 利用料を納入した本予約は、キャンセルすることはできません。
大和市生涯学習センター
TEL:046-261-0491
FAX:046-265-3189
受付時間:8時30分~20時
休館日:12月29日~1月3日
主催事業
【終了しました】
【市外の方もお申込みいただけます。】
健康都市大学 やまとみらいカレッジ
知られざる大和市文化財 -その美と鑑賞法を学ぶ-
大和市には文化財がたくさんあります。
専門家の話から、その知られざる価値や美しさ、鑑賞法、
そして郷里の豊かな歴史を学び、大和市の歴史を再発見してみませんか。
さらには近隣地域・同時代など、幅広い視点で知識を深めていきましょう。
- チラシ ダウンロード[PDF]
日 時 |
第1回 2022年2月25日 第2回 3月4日 第3回 3月11日 第4回 3月18日 第5回 3月25日 (全5回)いずれも金曜 14時00分~16時00分
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講 師 |
※各回の講師と講座内容についての詳細は、上記「プロフィール▼」のタグを ご覧ください。
<第1回>2月25日 1万年前の食卓 山形大学学術研究院 准教授 白石 哲也(しろいし てつや)氏
<第2回>3月4日 大和市周辺の仏像をたずねて -相模国のほとけたち- 神奈川県立歴史博物館 学芸員 神野 祐太(じんの ゆうた)氏
<第3回>3月11日 日本の民家そして大和の民家 -建築史から見た民家建設- 神奈川大学日本常民研究所 客員研究員 津田 良樹(つだ よしき)氏
<第4回>3月18日 相模国の天然理心流と大和市 小島資料館館長 小島 政孝(こじま まさたか)氏
<第5回>3月25日 境川流域の民俗散歩 -路傍の神仏を探る- 大和市文化財保護審議会 鈴木 通大(すずき みちひろ)氏
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対象 |
市外の方もお申込みいただけます。また、HPからのお申し込みもできます。 こちらのページからお申込みください。 ※HPからのお申し込みは終了しました。お電話にてお問い合わせください。
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定員 |
50名/(先着) |
持ち物 |
筆記用具
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会 場 |
601講習室 |
料 金 |
2,000円(全5回分)
※初回にお支払いください。返金はできません。 学生1,000円※学生証を持参下さい。
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お 申 込 み |
2022年1月8日(土)10:00~受付開始。電話または6階生涯学習センター窓口にて |
お問い合わせ |
生涯学習センター 電話 046-261-0491
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注 意 事 項 |
駐車場の数に限りがありますので、公共交通機関でのご来場をお願いいたします。 ※天候や交通機関の運行状況および、その他不可抗力により開催できない場合がございます。
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- 第1回 2月25日(金)
1万年前の食卓
山形大学学術研究院 准教授
白石 哲也(しろいし てつや)氏
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専門は、先史考古学(日本及び東アジアの初期農耕文化)。
最近は、弥生・古墳の水田復元や魚醬(ぎょしょう)の製作など実験考古学的な研究を進めている。
約1万年前、氷河期が終わりを告げ、ユーラシア大陸の西方ではムギ、東方ではコメが作られるようになります。農耕のはじまりです。
一方、日本列島では約2800年前に大陸からコメが入ってくるまで、約1万3000年という長きにわたり、狩猟・採集・漁撈(ぎょろう)を中心とした食文化の縄文時代が続きます。
今回は、そんな縄文人たちの食について、大和市域を中心に日本や世界に目を向けつつ、見ていきたいと思います。
- 白石 哲也(しろいし てつや)氏
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- 第2回 3月4日(金)
大和市周辺の仏像をたずねて -相模国のほとけたち-
神奈川県立歴史博物館 学芸員
神野 祐太(じんの ゆうた)氏
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専門は日本彫刻史。
担当した展覧会に令和2年度
特別展「相模川流域のみほとけ」がある。
仏像といえば奈良や京都、近場では鎌倉をイメージされる方が多いでしょうか。
しかし、仏像は意外にも身近に存在し、大和市内の寺社にも数百年前に造られた仏像が大切に伝えられています。
本講演ではそのような身近にある仏像を紹介しながら、仏像の見方や神奈川の仏像史についてお話しします。
地域について理解を深めながら、これから仏像を拝観する手助けにもなるでしょう。
- 神野 裕太(じんの ゆうた)氏
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- 第3回 3月11日(金)
日本の民家そして大和の民家 -建築史から見た民家建築-
神奈川大学日本常民研究所客員研究員
津田 良樹(つだ よしき)氏
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建築史研究者/ 博士(学術)/ 一級建築士
神奈川大学日本常民研究所客員研究員/ 非文字資料研究センター客員研究員
元神奈川大学工学部建築学科教員。
ここでいう民家とは何なのか、その民家の有様はどのようなものであったのか、についてまず概観します。
また、復原工事に関わった旧小倉家住宅(下鶴間ふるさと館)についても触れておきましょう。
その上で、スライドを用いて実例を示しながら、日本各地のそれぞれの気候風土・社会的条件・時代的背景のなかに成立した特色ある民家について解説します。
そして、日本の民家の中において大和市の民家がどのような位置づけになるのかについて検討していきます。
- 津田 良樹(つだ よしき)氏
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- 第4回3月18日(金)
相模国の天然理心流と大和市
小島資料館館長
小島 政孝(こじま まさたか)氏
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小島資料館館長、町田市文化財保護審議会委員、町田地方史研究会会長。幕末には新選組の近藤勇や土方歳三が、京都へ行く前に20代名主・小島鹿之助のもとに剣術の出稽古にたびたび訪れた。と、同時に鹿之助は近藤勇に漢学を教授。
武術天然理心流は徳川後期に近藤内蔵之助によって創始された武術で、武蔵国と相模国に伝播しました。
とくに、多摩郡には八王子千人同心がおり、新選組の近藤勇や土方歳三の郷里でもあり、門人が多くいました。
相模国は、神奈川師範の桑原永助や横田右馬之助が小田原藩領を除いた地域で剣術を広めました。
また、師範となったものも多くいました。大和市には、師範の保田司之助がおり、荻野山中陣屋を襲撃した結城四郎が滞在。
大和市と天然理心流との関わりについて見ていきましょう。
- 小島 政孝(こじま まさたか)氏
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- 第5回3月25日(金)
境川流域の民俗散歩 -路傍の神仏を探る-
大和市文化財保護審議会委員
鈴木 通大(すずき みちひろ)氏
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元神奈川県立歴史博物館専門学芸員。
専門は、日本民俗学・民具学で、おもに民間信仰の分野。
最近は、近郊農村であった地元大和市域において年中行事、葬送習俗、食文化などを調査研究している。
日本民俗学の創始者である柳田國男(1875-1962)は、名もなき庶民(常民)の歴史や文化を明らかにするために、小さな事象=民俗事象に注目し、その解明を試みました。旅や散歩を好んだ柳田は、武蔵野や境川周辺を歩き、小さな事象を発見しています。とくに、地元の深見を歩いた見聞の成果は、『水曜手帖』に著わしています。
ここでは、柳田の足跡を辿りながら、道祖神・庚申塔(こうしんとう)などの石造物や路傍の小祠(しょうし)を探ります。
これを機会に、周辺地域を歩いて、見て、聞いて、「小さな発見」を体験しませんか。
- 鈴木 通大(すずき みちひろ)氏