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生涯学習センター

大和市 公共施設の空き状況の確認や予約をおこなうことができます。

【注意点】

  • 仮予約の場合は、利用日3日前の17時までなら、変更・キャンセルが可能です。 それを過ぎますと利用しなくても料金を頂くことになりますので、ご注意ください。
  • 利用日3日前以内の予約入力は変更・キャンセルできませんので、利用日時を間違 えないようご注意ください。
  • ご利用にならない仮予約はできるだけ早めにキャンセルをお願いします。
  • 利用料を納入した本予約は、キャンセルすることはできません。

大和市生涯学習センター
TEL:046-261-0491
FAX:046-265-3189
受付時間:8時30分~20時
休館日:12月29日~1月3日

イベント詳細

  • 概要
  • プロフィール
主催事業

やまとみらいカレッジ
「きっかけをつかめなかったあなた」のための
『源氏物語』入門
~「優雅だけれど赤裸々な世界」へのいざない~

「いつかは読みたい本」第1位、
「結局、読まなかった本」第1位、ともいわれる『源氏物語』。
日本古典文学最高峰といわれる魅力を、いまこそ紐解いてみませんか。
昨年の文学講座で大好評だった講師陣が、
「きっかけをつかめなかったあなた」を“物語の沼”へご案内いたします。
やまとみらいカレッジ「きっかけをつかめなかったあなた」のための 『源氏物語』入門 ~「優雅だけれど赤裸々な世界」へのいざない~
チラシ ダウンロード[PDF]
日    時 第一香 9月7日
第二香 9月14日
第三香 10月5日
第四香 10月19日
第五香 11月16日
(全5回)いずれも土曜 14時00分~16時00分
講    師 助川 幸逸郎 (すけがわ こういちろう) 氏
東海大学 文化社会学部 / 文芸創作学科 教授


1967年東京生まれ。文芸評論家、東海大学教授。
頼まれれば、どんなジャンルの原稿でも執筆する「文筆百姓」。
主な著書に『謎の村上春樹』(プレジデント社)・『小泉今日子はなぜいつも旬なのか』(朝日新聞出版)・『つたえるエッセイ』(共著 新泉社)・『教養としての芥川賞』(共著 青弓社)など。
現在、『源氏物語』についての大部な研究書と、古典文学入門書を並行して執筆中。

佐藤 清隆 (さとう きよたか)氏
相洋高等学校国語科教諭
横浜市立大学大学院博士課程修了

主な論文に「源氏物語続編の光源氏」(『横浜市立大学国際文化研究紀要』第13号)・「源氏物語匂宮三帖を読む」(相洋中高等学校紀要』第12号)・「国語教育におけるテクスト論の重要性と〈ことば力〉について』(『相洋中高等学校研究紀要』第14号) ・ 「日本文学研究におけるテクスト論受容史古典編」(ひつじ書房『国語教育とテクスト論』)など。

佐藤 瞳(さとう ひとみ) 氏
東海大学文学部日本文学科他、非常勤講師

専門は『源氏物語』を中心とした平安王朝文学、古典教育、短歌。著書に『くずし字で読む『百人一首一夕話』』(共著 武蔵野書院)、主な論文に「受動態としての柏木の〈脚〉―『源氏物語』若菜巻の垣間見と密通―」(『湘南文学』 54号)・「『源氏物語』「野分」巻の垣間見―紫の上の〈眼〉と物語の「感覚」―」(『物語研究』 8号)などがある。


※各回、内容についての詳細は、上記「プロフィール▼」の
タグをご覧ください。
対象 大和市内在住・在勤・在学の方

※市外の方は7/27(土)からお申込みを受け付けます。

定員 50名/(先着)
持ち物 筆記用具
会    場 大和市文化創造拠点シリウス 6階 生涯学習センター 601講習室
料    金 2,000円(全5回分)

※初回にお支払いください。返金はできません。
学生1,000円※学生証を持参下さい。

お 申 込 み 7/20(土)10:00~ 大和市内在住・在勤・在学の方 
お電話(046-261-0491)・または窓口へ
※市外の方は7/27(土)から申込みを受け付けます。


※WEBからもお申込みできます。
こちらのページからお申込みください(本会場)。

この講座は サテライト 受講も選択 できます 【サテライト受講とは】
メイン会場で行っている講義の様子を、別会場のスクリーンに映して、中継をご覧いただく方法です。
現地に行かなくても受講できます(質疑応答は可能です)。

【会場・申込方法】
市民交流拠点ポラリス(Room2会議室他)
■申込   :WEBまたは電話(046-274-4361)・窓口
       WEBはこちらのページからお申込みください(サテライト会場)。
■定員   :10名(先着)
■対象  :大和市内在住・在勤・在学者の方  
■受付開始 7/20(土)10:00~
      ※市外の方は7/27(土)から申込みを受け付けます。                         
■参加費 :2,000円(全5回分)学生の方は半額(※学生証をお持ちください)
       ※初回にお支払いください。返金できません。

受講にあたっての注意事項
・居住地域に関わらず、どちらの会場でもお申込みいただけます。受講を希望する会場へお申込みください。
・お一人での複数会場へのお申し込みは、他の受講希望者への妨げとなりますので、ご遠慮ください。
お問い合わせ ■内容について・シリウス会場についてのお問い合わせは
生涯学習センター 電話 046-261-0491

■サテライト会場についてのお問い合わせは
市民交流拠点ポラリス 電話 046-274-4361

  
注 意 事 項 駐車場の数に限りがありますので、公共交通機関でのご来場をお願いいたします。
※天候や交通機関の運行状況および、その他不可抗力により開催できない場合がございます。
  • 9/7 
    第一香:紫式部は「平安の山崎豊子」だった!

    担当:助川 幸逸郎 氏
    長編物語は、「現実には起こらない出来事」を描くジャンルでした(竹から子どもが生まれたり、天人が空から降りてきたり)。しかし、『源氏物語』は、「史実を踏まえたセミ・ノンフィクション」です。紫式部はなぜこのような「前例のない物語」を構想したのか。本回では、そこに秘められた「野望」を解きあかします。そしてそれを糸ぐちに、この作品が文学史上で例外的な地位を得た理由にせまります。

  • 9/14 
    第ニ香:源氏物語 社会と権力 

    担当:佐藤 清隆 氏
    源氏物語は、治世四代・約八十年にわたる時の流れを描いた想像上の王朝物語です。紫式部はこの物語で四百人を超える登場人物を創作し、男女の生のあり方と貴族社会の矛盾を問い続け、人の心の機微を丁寧に描写しました。千年前の日本人がどのように世界を認識し、どのような虚構の物語を生み出したのかー。社会と権力をキーワードに源氏物語を読んでいきます。

  • 10/5 
    第三香:和歌から見た源氏物語Ⅰ 

    担当:佐藤 瞳 氏
    光源氏と正妻・葵の上との間に生まれた息子である夕霧は、色好みの光源氏とは対照的に真面目だと評され、幼馴染の雲居雁のことを一途に思い続けています。その夕霧が「野分」巻ではさまざまな女君を垣間見てしまいます。普段ならあり得ない垣間見をしてしまった夕霧は、その後の場面において、どのような歌を詠むのでしょうか。「野分」巻における夕霧の和歌とその場面について検証します。

  • 10/19  
    第四香:和歌から見た源氏物語Ⅱ

    担当:佐藤 瞳 氏
    「玉鬘十帖」では光源氏は中年にさしかかり、六条院と呼ばれる邸に女性たちを集めて住まわせています。その六条院に後から加わった玉鬘は、光源氏のライバルである内大臣(昔の頭中将)と夕顔(光源氏のかつての恋人)の娘ですが、訳あって九州で育ち、成長してから京に戻ります。九州の田舎で育った玉鬘は、六条院の一員になるにふさわしい教養やたしなみ――つまり和歌の能力を有しているのでしょうか。和歌を通して玉鬘と光源氏のやりとりを読み、当時の和歌の重要性を見ていきます。

  • 11/16 
    第五香:源氏物語へのアプローチ~最強の現代語訳と入門書は何か~

    担当:助川 幸逸郎 氏
    源氏物語』にはさまざまな入門書や解説書があります。これからこの物語に親しんでいくうえで、そのなかのどれを選べばいいのか。この点をていねいに検証していきます。谷崎潤一郎や角田光代などの「代表的な現代語訳」に触れる予定。この物語を原作とする漫画や、映像作品についても解説します。