- 生涯学習センター
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大和市 公共施設の空き状況の確認や予約をおこなうことができます。
【注意点】
- 仮予約の場合は、利用日3日前の17時までなら、変更・キャンセルが可能です。
それを過ぎますと利用しなくても料金を頂くことになりますので、ご注意ください。
- 利用日3日前以内の予約入力は変更・キャンセルできませんので、利用日時を間違
えないようご注意ください。
- ご利用にならない仮予約はできるだけ早めにキャンセルをお願いします。
- 利用料を納入した本予約は、キャンセルすることはできません。
大和市生涯学習センター
TEL:046-261-0491
FAX:046-265-3189
受付時間:8時30分~20時
休館日:12月29日~1月3日
主催事業
やまとみらいカレッジ
昭和・平成期の大和周辺の歴史と地理
専門家が調査を重ねてきた歴史的事象を手掛かりに、大和市とその周辺の移り変わりを眺めていきます。
他では聞けない、大和周辺の歴史と地理を知る絶好の機会です。
多くの方々のご参加をお待ちしています。
①大和市の地形と地名
②小田急線の敷設と林間都市計画
③軍都計画と軍事施設の建設
④小田急沿線の都市化と大和
⑤東急田園都市線の敷設と地域開発

- チラシ ダウンロード[PDF]
| 日 時 |
第1回 2月21日 第2回 2月28日 第3回 3月14日 第4回 3月21日 第5回 3月28日 いずれも(土)14:00~16:00
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| 講 師 |
浜田 弘明(はまだ ひろあき)氏 桜美林大学リベラルアーツ学群 教授
神奈川県海老名市生まれ、大和市在住。 桜美林大学教授、モンゴル文化教育大学名誉教授。 法政大学大学院人文科学研究科地理学専攻修了。 相模原市立博物館学芸員等を経て現職。 専門は、博物館学・人文地理学。町田市・海老名市文化財保護 審会会長、相模原市・座間市文化財保護審議会委員。大和市史・ 座間市史・海老名市史・綾瀬市史・相模原市史等を執筆。 元全日本博物館学会副会長。元文化審議会博物館部会長代理。
※各回、内容についての詳細は、上記「プロフィール▼」の タグをご覧ください。 |
| 対象 |
大和市内在住・在勤・在学の方
※市外の方は12/26(金)からお申込みを受け付けます。
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| 定員 |
50名/(先着) |
| 持ち物 |
筆記用具
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| 会 場 |
大和市文化創造拠点シリウス 6階 生涯学習センター 601講習室 |
| 料 金 |
2,000円(全5回分)
※初回にお支払いください。返金はできません。 学生1,000円※学生証を持参下さい。
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| お 申 込 み |
12/21(日)10:00~ 大和市内在住・在勤・在学の方 お電話(046-261-0491)・または窓口へ ※市外の方は12/26(金)から申込みを受け付けます。 なお、12/29(月)~1/3(土)は休館日です。
※WEBからもお申込みできます。 こちらのページからお申込みください(本会場)。
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| お問い合わせ |
生涯学習センター 電話 046-261-0491
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| 注 意 事 項 |
駐車場の数に限りがありますので、公共交通機関でのご来場をお願いいたします。 ※天候や交通機関の運行状況および、その他不可抗力により開催できない場合がございます。
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- ①2/21
大和市の地形と地名
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大和市域は相模原台地上に広がり、宙水と呼ばれる特徴的な凹地地形があります。かつては、中央林間に「デーラクボ」、南林間に「ウズラクボ」と呼ばれる窪地がありました。市境には境川が流れていますが、水の得にくい地域であったため、1950年代までは、多くが畑地や雑木林となっていました。
市域には、特徴的な地形や土地利用に因んだ地名のほか、開拓や都市開発に関わる地名もあり、地名のバリエーションと移り変わりを考えたいと思います。
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- ②2/28
小田急線の敷設と林間都市計画
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小田急江ノ島線は、小田原線が開通した2年後の1929年に開通しました。小田急では、鉄道の敷設に合わせて、沿線に遊園地や住宅地の開発を進め、市域では林間都市計画が進められました。開通とともに、東・中央・南の3つの「林間都市駅」が開業しましたが、分譲販売や施設誘致が上手く進まず、1941年には「都市」の名前が削られ、現在の駅名となりました。明治以降の東京周辺の鉄道計画と、小田急の沿線開発などについて、当時の資料から追ってみます。
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- ③3/14
軍都計画と軍事施設の建設
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マッカーサーが降り立った飛行場として知られる厚木飛行場は、戦時下に海軍飛行場として建設されたものです。大和駅周辺では、大和軍都計画の一環として区画整理が進められました。軍事施設の建設は、相模原台地一帯で進められ、陸軍と海軍の施設が次々と建設されました。中でも相模原には8つの陸軍施設が建設され、陸軍の軍都として国内最大の軍都計画が進められました。軍都計画によって変貌していく地域の様子を探っていきたいと思います。
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- ④3/21
小田急沿線の都市化と大和
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敗戦後、水に乏しい相模原台地に灌漑用水路を建設し、畑地開発を行う計画が進められました。しかし一帯は、戦時中の区画整理事業による都市基盤整備がもととなり、急速に都市化が進展し、畑地灌漑事業は短命に終わりました。小田急沿線には住宅団地が相次いで建設され、人口が急増しました。
1954年に相模原、1959年に大和が市制を施行し、工場誘致条例を制定して工業化の促進も図られました。農村から都市への変貌ぶりについて検討したいと思います。
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- ⑤3/28
東急田園都市線の敷設と地域開発
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東急田園都市線の市内駅となる、つきみ野駅は1976年に開業しましたが、中央林間駅への延伸には時間かかかり、乗り入れを果たしたのは1984年でした。東急電鉄では、沿線の住宅地・ニュータウン開発を自ら行い、鉄道敷設を行っていますが、田園都市線の名称のもととなった、田園都市の歴史をたどってみたいと思います。田園都市線の敷設と沿線開発のあゆみ、さらには沿線の駅名や地名の特徴と沿線イメージについても考えてみたいと思います。